もう知る前には戻れない
ファンレター書くのが間に合わなかったので、届かなくても気持ちを残しておきたく一筆
マリちゃん、マリウスくん、マリウス葉さん
ご卒業おめでとうございます。
たまに「マリ」と呼び捨てにしちゃうのは、ごめんね。
「年の離れた弟」のイメージが強いけど、私はあなたの一つ下。今年就活を終えたこともあり、マリウスの状況・心情が、少し、自分と重なった。
ファンとしてはやっぱり(寂しいな)が一番に来るけれど、同年代の一人としては尊敬しかない。
「やり直せないものだから後悔しないように生きろ」と言うけれど、新しい環境に飛び込むのは怖くて、積み上げてきたものをなくすのが勿体なくて、大丈夫って保証がほしくて、マリウスのように夢に向かって邁進することはできなかった。それどころか、掲げるような夢もできなかった。自分がどうなりたいのか、正直全然描けていないし、このまま社会に出ることが怖くてたまらなくなる夜がある。
だから、最初に退所の文書をみたとき、自分と切り離すように(やっぱりマリはすごいな~人生を謳歌してください!)と短絡的に終わらせていた。終わらせてしまった。
マリDを見て反省。マリウスだって恐怖も喪失も感じていたのだ。それを「彼は特別な人間だから」で終わらせることはしたくなかった。ファンとしてしたくなかった。全部とは言わずとも、歩んだ軌跡を見てきた者として、そんな、突き放すような真似、したくなかったのになあ。
インスタのあれこれを見ても、他のメンバーの心境に思いを馳せたり、自分がどれだけ5人のセクゾが好きか、マリウスのことが好きかを感じるばかりで当の本人のことを置き去りにしてたのかもしれない。
ジャニーズから出て行くからって、前向きなことばかり言わなくていいし、キラキラだけを見せなくてもいい。寂しいし怖いって言ってくれて本当によかった。
マリウスの新しい夢が叶うことを心から願っているし、応援している。でもね、その夢に責任は感じなくていいよ。もしその夢が叶わなくても、別の夢を見つけても、まったくもって問題ない。「こう言って辞めたのに話が違う」なんてファンなら言わない。……主語が大きくなってしまったな。私は、マリウスの夢を応援しているのではなく人生を応援している。
まあ、「人生というものをお互い楽しく生きよう」と言ってくれたマリウスなら、わざわざこちらから言わなくてもわかっていると思うけど。そういう信頼が貴方にはあります。
貴方の言葉や思考に触れることができたのは、私にとって財産です。
たくさん発信してくれてありがとう。
貴方に出会えて良かった。
アイドルになってくれてありがとう。
ふとしたときに、自分と比べてへこんでしまうことがあるかもしれないけど、でもまあ、私とマリは別の人間なのでね、お互い頑張って自分を輝かせましょうってことで!
それと
きっと、卒業してから、もっともっとマリウスのことが好きになるでしょう。
たった5日間で、これまでの「好き」を大きく更新したんだから、間違いなく。
それは私にとって悲しいことじゃなくて、とっても嬉しいことです。
たとえステージに立つことが二度となくても、貴方が今もメンバーであることの、SexyZoneであることの証のように思えるだろうから。
さあ、もうあと6時間ほどでカウコン
花道を作らせてくれてありがとう
Auf Wiedersehen!